阪神のコロナ感染と育成について

今回は、野球界に起きてしまった阪神タイガースのコロナ感染について僕が思うことをお話します。

色々なご意見がありますが、僕の監督経験や編成経験から感じることをお伝えしたいと思います。

今回のコロナ感染により、10名の選手を一軍と二軍を入れ替える、ということになります。

二週間隔離となれば、今シーズンは間に合わないと言っていい。

正直言います、

今季の阪神は「プロ」として他球団を相手に試合をすることは出来ません。

この状況を預かる矢野監督は本当に辛いものだと思います。

では、矢野監督はコロナの状況で外出禁止はだせるのか、という話を考えてみますが、

僕の経験上や他の方に聞いても、オーナーでない以上そこまでの指示は出せません。

ルール作りは球団が決めていくもの。今回の責任は監督にあるのか、そんなものは追う必要が全くないと僕は思う。

そこはもう監督の手は離れているもの、ということを皆さんにもご理解して頂きたいです。

勿論、試合の勝ち負けについては監督やコーチの責任は大きい、けれどもコロナ感染については違うと言えます。

今の阪神タイガースの現状として、一軍で使える程二軍を育てているのか、というとまだそういうシステムは出来ていないと思います。

そこで、球団の方に僕が伝えたいことは、

「育成なら育成に切り替えます」

「とにかく来季に向けて頑張ります」

と、明確にしていかないと現場としては厳しい状況になるのではないでしょうか。

コーチ陣も、こういう事件が起きたりすると、見たくもない就職活動がはじまるんですよ。

そこを球団がおさえる為にも、来季についてを早めに明確にして頂きたい。

僕のお店にきてくれる大きな会社の会社員の方たちも、四人以上の飲み会の禁止とか色々やっているんです。  

阪神の選手は絶対にやってはいけないことをやりました。複数人の飲み会や同ポジションの飲み会の禁止、

世界が立ち向かっている中で、ルールを無視したということ、猛省して下さい。

心から反省して下さい。

信頼があって、ルールを作っているのに、それを無にして踏みにじったということです。

選手のみんな、

社会にでたときに、これを社会は許してくれない。

サラリーマンをやっている方たちのほうが遥かに厳しいルールがある、そこに必ずみんなも行く訳だから、

是非これを機に、反省して前に進んでほしいと思います。

〘デーブ大久保チャンネル〙を記事化したものです。

動画はこちらをご覧下さい。

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