恩師藤田監督と先輩の踏み絵

読売巨人軍の先輩の優しさとは
今でも忘れられない藤田監督の優しさ

こんにちは、デーブ大久保です!

僕が選手時代に出会った監督は4人います。広岡監督、森監督、藤田監督、長嶋監督。

今回はその中でも、

僕に試合にでるチャンスをくれた〘藤田監督〙について話していこうと思います!

出会いは、僕が巨人軍にトレードになった時です、その頃ジャイアンツは全然勝ててなかった時。

最初、記者会見をやるから背広で来てくれと言われたんですけど、実はその日が「一軍で熊本に行く」っていう日に変わったんです。

藤田監督がその日からすぐ連れていく、って言ってくれたみたいで。

練習に参加するとき、急だったので僕ライオンズのジャージしか持ってなくてミズノの担当に連絡したら、

なんと赤いジャージくれたんですよ(笑)・・広島じゃねーか!って(笑)

赤いジャージで練習に参加したとき、そこで初めて藤田監督とお会いして『デーブ、期待してるぞ!』ってみんなの前で言ってくれたんです。

続けてポンッと僕の肩をたたきながら『デーブ、ウチはな太ってるやついっぱいいるから気にしなくていいんだぞ』なんておちゃめに言ってくれたんですよ。

僕が太ってるのを気にしない為に言ってくれたんだなぁって。

熊本に移動したらユニフォームも届いていて22 大久保〙っていう番号!巨人の憧れのユニフォーム!本当にうれしかった。

その日は着て寝ました(笑)

練習後ホテルに帰ると、巨人一軍の先輩方から続々と飯に誘われたんです。西武時代だと一軍選手は、活躍をしないと口も聞いてくれないのに・・・

あぁ!これは踏み絵なんだ!って(笑)

「僕はサインとか覚えないといけなくて・・本当にすみません!」って断ってました。

そして一人でホテルで球団が用意してくれる食事を食べにいくと、藤田監督以下首脳陣みなさんいらっしゃったんです・・。

うわーやっちゃった、早く帰ろう!って一番遠い席に座っていたら、藤田監督がきて『デーブ、もっと食え!シェフステーキ3枚!』って言ってくれたんです。

これも踏み絵だって思いました・・でも『お前は練習全力で頑張ってただろ?ウチにデブはいっぱいいるって言っただろ?』って続けてくれて。

僕、その時号泣ながらステーキ食べたんですよ。

この人の為に死んでやるって、頭でも打席逃げねぇぞって、そんな気持ちで試合に臨みたいと思いました。

巨人軍は、結果論でしか言われなかった西武時代とはなんか違うチームの雰囲気もあったりするんですよね。

踏み絵か?って疑ってしまうことも沢山ありました(笑)

藤田監督や巨人軍の先輩方が作ってくれている雰囲気、他にも色々なエピソードをまた今度紹介していきます!

〘デーブ大久保チャンネル〙を記事化したものです。

動画はこちらをご覧下さい。

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