赤ヘル一筋!石原選手引退!&原監督の「70人枠」撤廃案

カープ石原引退について
原監督改革案にデーブも大賛成!

こんにちは、デーブ大久保です!

また寂しいニュースが入ってきましたね。

広島カープの石原が引退


毎年毎年、この時期は仕方がないんですが「引退」という言葉がでてきます。

ただ、〘引退できる選手は野球界において幸せな野球人生〙とも言えるんです。


引退ということは自由契約ということ。「あなたはウチで戦力にならない」「どこの球団と契約をしてもらっても構わない」という自由な状態になるんですが、これはもうクビと同じです。

このクビ宣告は、5月くらいから整理選手の枠がでて、10月にもなるともうほぼ決まっているんです。


その中で、原監督から〘70人枠を撤廃したほうがいいんじゃないか〙という提言がありましたね。今のコロナの状況の中で、これはもちろん撤廃していかないといけないと僕も思います。


「70人」という枠があるが為に、育成選手の登録もできない、二軍も編成上試合ができない。

70人枠が撤廃されない限りは、自由契約選手はかなり減るということです。

というと、今まで5年も6年もやらせてみた選手、2000打席はたたせてみたけど使えない選手、プロとしてはかわいそうだから違う世界に行かせてあげましょう、となる選手たちが整理されない。


これは有難い話ではなくて、2000打席やった結果プロとしては活躍できない選手が、セカンドキャリアに行く機会をなくしてしまっているということなんです。

実は「首を切ってくれることで次へ進める」ということもあるんです。


僕は、ゴルフもやっているのでプロゴルファーとの付き合いも多いのですが、彼らは自分で引退を決めなくてはいけないんです。ということは、実力がないのにまだトライをし続けなけれないけない。ゴルフを離れてよし違うこと!って向いていることもあるのかもしれないのに、そこにしがみつかなければいけない、

ってことも実は現状あります。


僕が首脳陣をやって、監督にはこの選手が必要か必要じゃないかという発言権があったんです。

僕が言ったことによって、その子が自由契約になっていったのを見ると僕は実は思ったことがあるんです。
国民的大スターのSMAPが解散した時、それぞれの道へ行くときに凄い神々しく見えた。

その時の心境と同じで、一回も一軍にあがればかった子が「監督ありがとうございました」ってみんなに挨拶をしていく時、神々しくみえたんですよ。

二軍であろうと国民的大スターであろうと、次のステップへ進むということは大切なことだということを感じたんです。


今回、石原という選手は本当にカープを一筋で支えました。

會澤翼という選手に、少しずつ「出番をとられていく」という状態になった時、石原と僕がグランドで話したんです。どうだ石原!と聞くと、自分のことよりも『翼が良くなってきたんですよ!』と言ってましたね。

こういうチームがカープの特徴なんだなぁと。こういう先輩方がいて、広島市民球場でカープの絆が生まれるんだなと感じますね。
今はカープも低迷していますけども、石原も指導者となって選手を支えたりと、これを機にどんどん強くなってほしい。

70人枠の撤廃

今年はコロナもあり、選抜も甲子園も社会人も試合を自粛しています。


「新型コロナ」は来年にもまた「新型」がでてくるかもしれない、この状況はいつまで続くか分からないんです。

70人は希少価値ではあるけれども、まず二軍に試合をさせてあげられないことが一番辛い。これが90人にでもなれば、金の卵かも分からない子たちがトップリーグで指導を受けられる環境を作ってあげられるんです。二軍で稼ごうとは球団も思ってない、どんどん試合にださせてファンからの叱咤激励を受けて成長をできる環境です。

そんな環境をつくる為にも、「野球界」を考える良い機会だと思って撤廃をしてもらいたいと思います。

今回は、石原の引退についてメインでお話をさせて頂きましたが、コロナに負けないという意味においても、僕の意見を提言したくお話させて頂きました。

皆さんにも賛同して頂いて、これから引退する人、またこれから入ってくる人を応援してほしいと思います!

是非、よろしくお願いします!

さらに詳しいお話は〘デーブ大久保チャンネル〙へ!

〘デーブ大久保チャンネル〙を記事化したものです。動画はこちらをご覧下さい。

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