【読売ジャイアンツ】紳士球団・・怖い人は二人いました。

西武と全く違う巨人の上下河南敬
紳士たれの読売巨人軍

こんにちは、デーブ大久保です!


僕最近思うんですけど、先輩後輩って最近なくなってきてるな~って。

二軍監督のときなんか、みんな友達みたいに話しているからどっちが先輩か後輩か分からなくて・・。

時代は変わってきているなぁなんて思うんですけど、そんな僕もそんなに敬語って使ってないなって(笑)

渡辺GMもナベちゃんだし、楽天の笘篠さんもトマちゃん。秋山幸二さんはコウちゃん。長嶋一茂さんは一茂さんだけど敬語使ったことは一度もない・・みんな友達だからね(笑)

僕ももう人の事言えない!(笑)


ということで、前回に引き続き・・〘野球界の上下関係〙についてお話をしていきます!

「読売巨人軍」の上下関係

まずライオンズ時代は「大久保さん」って言われてたんだけどジャイアンツでは「デーブ」ってみんなから呼ばれましたね。

移籍して元木が最初にデーブって呼んできて、俺も最初馴染みたいのもあって、みんな蔓延してデーブ。


移籍してびっくりしたんだけど〘ジャイアンツは年齢〙なんです。

西武は何年目かっていうチームだったから、全く違ったんですね。


僕が西武でやっているときに、ジャイアンツに勝呂さんっていう先輩が入ってきたんですけど、その年の新人だし僕より絶対に下っていう思いがあって、当時「お前名前なんつーんだ、読めねぇよ」みたいに言っちゃって(笑)

でも勝呂さん社会人から来てて先輩だったし、僕のこと後輩って知ったんですよ・・。

『勝呂(すぐろ)だ。』みたいな感じだったので、僕もベンチ帰って「なんだあの後輩のガキはふざけてんのか」って言ってそこでみんなに教えてもらって恥ずかしくて・・15年くらい経ってやっと謝れました(笑)


ジャイアンツは、ライオンズとは大分雰囲気も違って「一年目でルール知らないのは当たり前」それに教えるだけの話でしょっていう、落ち着いたノリがある。

ライオンズはマッサージも先輩が終わるまでずっと待つって前回はなしたんだけど、巨人はもう全く違うんです。
トレーナールームに予約表があって、部屋で待っていていいんです。ライオンズでは考えられない。

桑田って僕より一個下なんだけど、かなり上のほうに名前書いてて最初これいいのかなって思って後藤に聞いたら、『デーブそれ当たり前だよ、来た人がマッサージを受ければいいんだから先輩とか関係ないよ』って。

巨人軍は効率よくやってくれましたね。


だけど、怖い人が二人だけいたんです。これはもう内緒だけど、「吉村さん」と「岡崎さん」・・(笑)この二人はちょっとパ・リーグ的な感じでしたね。


吉村さんはPL出身でバリバリの先輩後輩のところからきている人。僕が初めてレギュラーとって一軍でずっと出ていた時、正直疲れていて練習抜いてたんですよ。広島市民球場で僕が着替えているとき吉村さんがきて『デーブお前疲れとんか。試合でれるだけ幸せだろ!練習サボったらあかんだろ、見てたで!』って言われて。

僕飯食おうと思ってたけど、もう一回走塁練習にいったんです。

なんというか、そういう「紳士たれ」な感じでジーパンで球場に行けない球団で、勉強になった部分が多かったですね。
巨人軍は「紳士たれ」キザとかではなくて、相手のことを考えなさい。球場にくるということは、戦場にくるということ。その時にキチっとした格好で入りなさい。というしっかりとした球団でしたね。

ライオンズとはまた違った意味で僕も本当に勉強になりました。


さらに詳しいお話は〘デーブ大久保チャンネル〙へ!

〘デーブ大久保チャンネル〙を記事化したものです。動画はこちらをご覧下さい。

(レポート執筆者:デーブの部屋編集部)

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