【巨人トレードの真相】西武在籍7年半。根本の親父とのエピソード

トレードの話はこうやってくる・・
根本の親父に初めて褒められる。

こんにちは、デーブ大久保です!

今回は、西武からジャイアンツへトレードになった時のお話をします!

トレードの真相


トレードって本当に突然電話が来るんですよ。

当時キャッチャーには伊藤さん、ファースト清原、DHデストラーデ。他を守れない僕には出られるポジションってなかったんです。


そんな時、5月の月曜日に家でゴロゴロしていたら『おいデーブ、トレードだ、すぐ来い』って根本の親父から直接電話があったんです。

スーツ着て2分で向かいましたね。僕、根本さんには100回会って100回怒られてるので・・もう何やっても怒られましたね・・。また怒られると思っていたら『大久保、よく我慢した。俺の下じゃもうお前の出る幕はねぇ、トレードだ。巨人にいってこい』「巨人!?」って。

実は僕、トレードにだしてくれって親父の家までいって何度も頼み込んでいたんです。『またお前か、トレードの話は聞かん!一社員のお前を希望通りトレードだしてたら組織なんか成り立たねぇんだ!この野郎!』って怒られて、僕もその頃、卑屈な精神になっていて。

巨人って言われた時は天にも昇る気持ちだったんです。正式に決まるまで誰にも言うなよ!って言われてだんですけど、家帰ってすぐ喋っちゃいましたね(笑)

巨人からトレードで来ていた松原さんにも「巨人のサインってどんなですか?」とか聞いて疑われたりもしました(笑)


当時の堤オーナーにもトレードの許可を頂いて、トレード巨人側の中尾さんとのトレードが成立することになったんです。

翌日西武球場で二軍の試合前に根本の親父からみんなに『大久保がトレードになる。今日で最後の試合だ』って。西武って凄い生え抜きに優しくて。自分から辞めるっていう以外はクビにならない、辞めても仕事を斡旋してくれる、根本の親父ってそういう人で。

だけどやっぱり、外から来た外様の人が先にクビになっていく。


その時、僕初めて我に返って「巨人行ってダメならすぐクビだ」それからいきなりブルっちゃったんです。


その後親父に呼ばれて『大久保、お前はうちのドラフト一位だ。だから安心して行ってこい。ジャイアンツでダメなら西武帰ってこい』そう言われて僕その後の試合頑張れて、ライトに満塁ホームラン打てたんです。

一匹狼で短気で生意気な俺を、試合終わったらみんなが胴上げしてくれて、泣いたなぁ。泣いてくれる後輩もいて。


あぁ、こんななんだ。「よっしゃ巨人!」って思ってたのに、こんな寂しい気持ちになっちゃうんだって。

っていうのがトレード。

巨人に行ってから・・


やっぱり自分は外様っていう意識がある中で、宮本斎藤槇原香田、このピッチャー陣のメンバーがよく飲みに誘ってくれて「踏み絵か?」って思うくらい優しくしてくれたんです。

俺外様ですから・・なんてことを言った時に香田さんに本気で怒られたんです。『外様じゃねーんだよ!巨人の一員だろ!誰も思ってねーぞ!』って。


その後香田さんが近鉄にトレードになって、久しぶりにあったら『外様って大変だな・・』て言ってました(笑)


あと巨人軍には12球団ナンバーワンのOB会があって、毎年OB会の案内をくれるんだけど、外様だしってのもあって僕でなかった事があって。

そうしたら村田真一さんから『来年は絶対でろ、藤田さんがデーブは来ないけど気にしてるんじゃないのかって言ってたぞ』って連絡がきたんです。

僕、電話切ったあと号泣です。

巨人のOB会は本当にすごい。前に、西武にもOB会つくったほうがいいんじゃない?って渡辺GMに言ったことあるんだけど、その前に事件起こしてクビになってしまっちゃって・・。

トレードって気持ちは二つありましたね。

「よっしゃ巨人軍!」と「こんないい仲間と別れなきゃいけないのか」って。

後で聞いた話だけど、僕が日本シリーズ巨人戦で同点ホームラン打った時、ライオンズの後輩は、みんな机の下で握手をしてくれていたらしいんです。それを聞いたときも感動して泣いちゃったんです。


みんなそうなんじゃないかな。出たいけど、出たくないってなる。

正直言って、巨人にいても「ウチの球団は」って僕は言えなかったんです。

今でも「ウチは」「ウチの野球は」って話すのは30何年たってもライオンズになってしまうんです。


僕が今でもライオンズの球場に足をいれさせてもらっているのは、球団関係者特に渡辺GMのおかげだなって感じます。


そんなことはトレードになったことで感じられましたね。

詳しくは、〘デーブ大久保チャンネル〙へ!

〘デーブ大久保チャンネル〙を記事化したものです。動画はこちらをご覧下さい。

シェアしてくれると嬉しいです!